日経平均、TOPIXのチャートチェック
週足:
日経平均、TOPIXとも、先週停滞していたレベルから一段下へ。TOPIXは、2月の安値レベルまで下落。日経平均は2月の安値を完全に突破、昨年11月の安値は割っていないレベル。直近高値からの下落幅も随分大きくなっており、そろそろ反発と考える人も多くなっていそうに思う。
昨年11月の安値を割ってくるようだと、下げの雰囲気がより強くなるが、このレベルから、11月の安値までの価格帯では、リバウンドを期待した買いも入りやすそうに思う。
日足:
日経平均、TOPIXとも1週間でかなりの値幅の下げになり、いつリバウンドしても不思議でないレベルまで来たように思う。また、週末のダウが+125とそれなりに上昇しているため、週明けからの反発も十分にありそうな状況。
しかし、投げが投げを呼んでの総悲観の下げという雰囲気ではなく、ギャップダウン後の上昇や、ギャップアップ等、ある程度買いの勢力を感じさせながらの下落だったように思う。それだけに、反発局面でも、戻り売りの圧力で上値が重くなり、一気のリバウンドはし難いように感じる。
特に、5/7~5/14の間もみ合ったレベルでは、上値が重くなりそう。また、一旦ある程度反発した後、再度下げていく展開になった場合、11月の安値割れを一気に目指す展開も十分にありそうに思う。
反発の気配が出ても、リバウンド狙いに執着せず、一旦落ち着いた後にどう動くのかを見極めた方が無難のように思う。