2010年5月11日火曜日

5/11(火)

 前日のダウは、+404と非常に大きく上昇。これを受けて、全面的に高く始まり、日経平均も、前日終値10530からギャップアップして10643スタート。しかし、寄り付き時点から、ダウの上昇と比べると上昇が鈍い印象。その後、徐々に値を下げ、後場に入ってマイ転。更に下げ幅を拡大。終値では、前日比-119と下げて終了。

 日経平均の日足チャートで見ると、連休明けに大きく下げた5/6の安値にも届かないまま、見事に寄り天の動きで、戻り天井を形成したような形。辛うじて前日安値は割っていないが、上値は重い印象。少なくとも、このまま素直に上を目指す展開にはなりにくそうに思う。

 個別銘柄も、直近安値を割るレベルまで下がっているものは少ないが、寄り天で陰線となっているものが多い。
 但し、主力銘柄の中でも、東芝、パナソニック等で直近安値を割っている。また、同じ電気機器銘柄で、最近強さが目立っていた日立も、直近安値を並ぶ位置まで下げている。他に、メガバンク等も弱く、三井住友、みずほが直近安値割れ。