日経平均の日足チャートで見ると、連休明けに大きく下げた5/6の安値にも届かないまま、見事に寄り天の動きで、戻り天井を形成したような形。辛うじて前日安値は割っていないが、上値は重い印象。少なくとも、このまま素直に上を目指す展開にはなりにくそうに思う。
個別銘柄も、直近安値を割るレベルまで下がっているものは少ないが、寄り天で陰線となっているものが多い。
但し、主力銘柄の中でも、東芝、パナソニック等で直近安値を割っている。また、同じ電気機器銘柄で、最近強さが目立っていた日立も、直近安値を並ぶ位置まで下げている。他に、メガバンク等も弱く、三井住友、みずほが直近安値割れ。