2010年5月6日木曜日

5/6(木)

 連休中のダウは、-158,143,-225,-58と、トータルで-300程度の下落。
 これを受けて、寄り付き時点から全面安。日経平均も、大幅ギャップダウンスタートで、構成銘柄に値が付いた時点で、前日比-300超の下げ。その後は、狭い値幅で小動き。後場の後半にやや下げ幅を拡大して、終値では、前日比-361。
 日経平均の日足チャートで見ると、4/19以降の横ばいのレンジを下へ、一気に大きく抜けた形になっている。下へ向かう勢いがかなり強くなっている印象。仮にここから反発して、元のレンジに近づいたとしても、売り圧力が相当大きく、上へ抜けていくのは難しそう。

 個別銘柄は、大きく下げている銘柄がほとんど。直近安値を割って下へ向かう銘柄も多い。鉄鋼、商社、銀行は、下げが目立ち、ほとんどの銘柄で、窓を開けて大きく下落。寄り付き後も下落して陰線になっている。ホンダ、スズキ等、自動車関連の一部も大きく下げている。これまで比較的強かった海運も、長い陰線で下げている銘柄が目立つ。

 一方、日足チャートで見た上昇トレンドがまだ崩れていないように見える銘柄もまだまだ多い。日立、東芝、NEC等は、上昇トレンドの中での調整の範囲の下落と言えそう。但し、電気機器の銘柄でも、シャープ、ソニー等は、直近安値を割って大きく下落しており、上昇トレンドが続いている銘柄は一部の銘柄に限られるように思う。