これを受けて全体的に高く始まり、日経平均も大きくギャップアップしてスタート。
寄り付き後は、全体的に小動きで方向感がない印象で、いかにも連休前といった雰囲気を感じた。
日経平均の日足チャートで見ても、4/27に付けた高値と、4/28につけた安値のちょうど真ん中あたりに動きのないローソクがある感じで、方向感がない印象。
個別銘柄も日経平均と同様に上昇している銘柄が多いが、ほとんどの銘柄では、日々の値動きの範囲の上昇で、特に目立つ動きではない。
三井不動産、三菱地所等、不動産関連の一部で大幅ギャップアップ後、更に上昇する強い動きが目につく。
また、これまで弱さが目立っていた医薬品に、大きく上昇をしているものが目につく。特に、武田薬品は、ギャップアップから出来高を伴って更に大きく上昇している。一過性の動きなのか、医薬品全体のこれまでの弱い動きが変化するきっかけになるのか注目したいと思う。
一方、鉄鋼関係は、全体の上昇について行けず、弱い動きの印象。陰線で前日につけた直近安値近辺まで下げているものや、直近安値を割っているものが目につく。
また、商社、銀行も弱いものが目立つ印象。三井物産、三菱商事、MUFG、三井住友FG等は、ギャップアップで高くスタートしたものの、長い陰線で前日安値を割っている。
また、直近に上昇が目立っていた日立、東芝等は、高く始まったものの陰線で、前日終値付近で引け。連休前で手仕舞いの利食いが多かったのではないかと思うが、そう思うと、前日終値付近で引けているのは、むしろ力強い印象もある。