日経平均、TOPIXのチャートチェック
週足:
日経平均、TOPIXとも、前週に下げ止まったレベルから、小幅に上昇して終了。長期のレンジのサポートラインで反発したようにも見える形になっている。このまま素直に上昇すれば、長期のゆるやかな上昇トレンドは続いていると言えそう。
但し、直近安値からの上昇はまだ限定的であり、一転して直近安値を割ってくるようだと、そこから大きく下げる事態もありそうに見える。
日足:
5/21にギャップダウンで大きく下げた後、停滞していたが、6/3に大きく上昇してレンジを上に抜けたような感じに見える。6/4(金)には、上昇した位置で一服しているが、あと一息で、5/20と5/21との間の大きな窓が埋まりそう。
但し、窓を埋める前に再度下落に向かうようなら戻り売りの好機と捉えられそうな感じ。また、6/3の上昇を打ち消すような下落となれば、失望売りもかなり出てきそうに思う。
また、週末(6/4)のNY市場は、ダウが-323、ナスダックが-83と、滅多にないレベルの大幅下落。そのため、日本株の大幅下落もほぼ確実な状況になっている。
6/3の上昇を打ち消す程度の下落で済むのか、売りが売りを呼ぶ展開になり、直近安値割れを目指す展開となるのか、非常に重要な局面になりそうに思う。