前日のダウは-142と大きく下落。祝前日となる前々日のダウも、-24と下落。更に、朝鮮半島情勢に不穏な動きがあり、リスク回避で円高進行気味。これを受けて、全体的に大きく下げて始まり、日経平均は、前日比-170程度の9942スタートとなり、いきなり1万円割れ。その後40円程度更に下げたところで反発に転じ、徐々に下げ幅縮小。10時頃には1万円回復。前場後半からは小動きで横ばいの展開。終値は、前日比-85の10030。
日経平均の日足チャートで見ると、大きくギャップダウンしたものの、10日線タッチで反転したような形になっており、直近の上昇に対する押し目の範囲の下落があったに過ぎないように見える。また、先週にもみ合ったレベルの前で反発していおり、強い動きが続いているように見える。
個別銘柄も、全面的にギャップダウンスタート。その後の動きはマチマチだが、どちらかといえば、上昇している銘柄が多い印象。また、直近に特に強い動きをしていた銘柄の中には、直近高値を越えて上昇しているものも出ている。