日経平均、TOPIXのチャートチェック
週足:
連休明けで二日しかなかったにもかかわらず、日経平均、TOPIXとも大幅下落
昨年11月、今年2月の安値を結ぶサポートラインをやや割っているように見えるが、恣意的に線を引けば、サポートライン上に現在の価格があるように線を引けないこともない感じ。
また、2月の安値をまだ割っておらず、昨年11月以降の値動きについて、上昇トレンドが続いていると見ることもできそう。
もし、2月の安値を割ってくるようだと、日経平均で再度1万円割れとなる。日経平均で1万円を割り込む水準になると、買おうと考える人も増えそうな気がするため、2月の安値を割る前に反発する可能性は十分にありそう。
とは言え、現在の値を考えると、2月の安値割れは寸前であり、一気に割っていく展開も十分に考えておく必要があるように思う。
日足:
日経平均、TOPIXとも、まさに垂直落下という感じで大幅下落。いつ反発しても不思議ではない水準まで売られてきているとは思うが、一方で、欧州、米国の状況に不透明要因が多く、まだまだ下がっていくことも十分考えられる。
上下どちらの方向へも、突然の大きな動きが生じる可能性が高そうであり、どちらか一方の方向への動きへの思いこみを持たないことが特に重要な局面のように思う。