日経平均、TOPIXのチャートチェック
週足:
日経平均、TOPIXとも、直近に付けた高値からの下落(調整)が一服したような形になっている。来週以降、再度上昇を始めるようなら、昨年11月、今年2月の安値を結ぶサポートラインで反発したような形になる。この場合、浅い調整で反発したような形になり、かなり強い動きの形になりそう。
但し、ここ2週間、値動きは小さく、方向感がない印象で、まだ反発の気配があるとは言えなそう。より深い調整に向かう可能性も十分に考えておく必要があるように思う。
日足:
日経平均、TOPIXとも、ギャップアップ、ギャップダウンを繰り返す不安定な展開。方向感はなく、上下に往復しながら、結局は一定のレンジ内で横ばいの動き。ダウ、ナスダックの影響が大きいのはもちろんだが、日本株自体に方向感がないため、より強い影響を受けて振り回されている印象。
そのような動きの中でも、下げた日の日経平均の安値が10900円前後で強くサポートされ、底堅い動きになっているのが目につく。
但し、何かの拍子にこのラインを割ってくると、今度は下への勢いが一気に増しそうにも思う。注意して観察する必要がありそう。